はいやくブログ

2025年12月8日(月)
『栄養士活動』~調理実習~

こんにちは!管理栄養士の枝村です。

先日、島田市川根町にて行われたおでかけさくら健康長寿コースの【調理実習】に講師として参加させていただきました。

今回は、発酵食品に注目した献立です。
・塩麹トマトチキン・・・鶏むね肉を塩麹とトマトピューレのソースで漬け込み焼いたもの
・キムチの納豆汁・・・お味噌汁に発酵食品であるキムチと納豆を具としていれます、少しピリ辛です

塩麹は旨味を引き出しつつ健康にも役立つ万能調味料として知られますね。肉や魚を漬けると繊維が分解され、食材をしっとり柔らかくする特徴があります。さらに、トマトのグルタミン酸と塩麹のアミノ酸が合わさり、深いコクが生まれ満足感のある味付けに。

キムチの納豆汁は、キムチの酸味・辛味と納豆のとろみが絶妙に調和し、体を温めながら整腸作用効果も期待できます。

発酵食品の持つ栄養や機能の中には加熱によって失われやすいものがありますが、死菌になっても腸内で善玉菌のエサとなり、整腸作用に寄与することが知られています。発酵食品の多くは、日本人の食文化において身近な存在で腸内環境を整え、免疫力を高める心強い味方!

毎日の食卓に少しずつ取り入れることで、風邪予防はもちろん、元気に過ごすための大切な習慣になります。「こういう食べ方もあるね」「家でもできそう」という発見が生まれ、日常で役に立てればうれしく思います。

風邪やインフルエンザに気をつけて、元気に冬を乗り切りましょう!!