はいやくブログ

2019年7月10日(水)
『はいやく社員のオンとオフ』~PIIS報告会~

こんにちは、細江薬局の池田です。

先日、東京で行われたPIIS 報告会に参加し、「薬剤を自己調節する患者への介入と、かかりつけ薬剤師指導料の算定」というテーマで、発表を行ってきました。

最初は薬を自己判断で調節したりされていた患者さんも中間介入により服用状態も改善し、健康への意識も高くなり、
かかりつけ薬剤師の登録もしてくださったので、その内容を発表させてもらいました。
全国から集まった薬剤師の方々の患者さんに対する熱意に圧倒され、緊張する中10分の持ち時間をオーバーしてしまいましたが、とてもよい刺激になる体験ができました。
多職種との連携を密にし、薬剤師としての職能をフルに発揮していくことで、より患者さんの為になるアプローチができると感じた素晴らしい時間でした。

※PIISとは、
慢性疾患で長期薬物治療している又は、見込みがある
・薬剤師が中間介入が必要であると考えられる
・原則40歳以上
という条件で患者さんに同意を得て、契約をしてもらい、次の受診までの間に電話や訪問、他科の来局等の手段で薬剤師が中間介入をすることによる影響を明確化する研究で、明治薬科大学の研究室が主体となり進め、全国で128薬局(中止4)が参加し、参加患者数は158名(中止16)の大規模な研究です。