はいやくブログ

2026年7月31日(金)
『はいやく社員のオンとオフ』~地域包括支援センターさんからの電話~

みなさん、こんにちは。
静岡の調剤薬局はいやく わかば薬局(静岡県島田市)管理薬剤師の村田です。

暑い日の午後、地域包括支援センターの職員さんから一本の電話がありました。
「ここ1か月で急に認知機能が低下した患者さんがいるので、お薬の状況を確認してきてもらえませんか?」
さっそく訪問。
でも玄関には鍵がかかり、呼びかけても返事がありません。
電話もつながらない…。
それでも家の中からはテレビの音が聞こえます。
「大丈夫だろうか…。」
翌日、もう一度チャレンジ。
今度は電話がつながり、そのまま訪問することができました。
患者さんのお話では、
「物を盗られてしまうから玄関には鍵をかけている。」
「薬も誰かが持っていってしまったみたいで少なくなっている。」
認知機能が低下すると、このような思い込み(被害妄想)が現れることがあります。
さらに、お部屋は窓が閉め切られ、エアコンもついていませんでした。
この暑さでは熱中症も心配です。
エアコンを使うこと、水分をしっかり摂ることをお伝えし、患者さんの様子やお薬の状況を処方医の先生と地域包括支援センターへ報告しました。
在宅訪問では、「薬が飲めているか」を確認するだけではありません。
患者さんの生活や安全を見て、
「何かおかしい」
という小さなサインを、多職種につなぐことも薬剤師の大切な役割です。
一人暮らしの高齢者が増える今だからこそ、地域で見守り、支え合うことの大切さを改めて感じた訪問でした。
在宅