はいやくブログ

2025年12月18日(木)
『はいやく社員のオンとオフ』~若手育成委員会~

こんにちは、若手育成委員会です。

先日、Step Up Trainingを行いました。Step Up Trainingとは、入社2年目~5年目の薬剤師向けのはいやく内での研修です。

今回の研修は「プライマリ・ケア認定薬剤師」についてです。実際にプライマリ・ケア認定薬剤師を取得した先輩薬剤師にお話をお願いしました。研修では、資格取得のリアルな道のりや、それを超えて得られるキャリアの可能性について、熱意をもって語ってくれました。

「プライマリ・ケア」とは、軽い症状から慢性的な病気、予防や健康相談まで、年齢や病気の種類を問わず幅広く対応する医療のことです。病気の時も、健康な時も、患者さんの生涯にわたり途切れることなく関わり、その人の人生をより良いものにするケアを提供するために様々な業種の方と連携していくのです。プライマリ・ケア連合学会は医師は多く参加しているのですが、薬剤師は1000人いないくらいみたいです。かなりレアな薬剤師ですね!

プライマリ・ケア認定薬剤師には、薬について様々な方向から考えていく力が求められます。例えば患者さんから「ふらつきが出る」という訴えがあったとしましょう。それに対して、「ふらつきやすいので気を付けてください」で終わってしまった場合、患者さんのQOLは改善するでしょうか?

QOLの改善につなげる為には「いつから出ているのか?」「何か薬が追加や変更された時期ではないか?」「その薬は患者さんの人生にとってより良い選択肢なのか?」というように様々な視点で考えていく必要があるのです。プライマリ・ケア認定薬剤師はその考え方を学び、医師や看護師をはじめとする様々な医療従事者の人たちに提案・意見交換を行うことが出来る薬剤師になるということです。

今回の研修を通して、患者さんを「点」ではなく、「人生という線」で支えるということは、今後全ての薬剤師に求められることだと思いました。資格の有無にかかわらず、プライマリ・ケアの知識と視点を持って実践し、地域に真に必要とされている薬剤師になれるように、日々の業務の中でも「この薬は患者さんにとって本当に必要なのだろうか?」と考え続けられる薬剤師でありたいと思います。