はいやくブログ

2022年5月6日(金)
『はいやく社員のオンとオフ』~新人薬剤師研修・添付文書の読み方~

こんにちは、若手育成委員会の佐藤です。

毎年桜の季節が来ると、やっと暖かくなったな。
新しい1年が始まるんだなとドキドキやら嬉しいやら複雑な気持ちになるものです。

先日、社内向け研修の新人研修を開催しました。
希望と夢を持ったフレッシュな新入社員を迎え、私たちも気が引き締まる思いです。

今回は薬剤師を含めた医療従事者にとっては切り離しができない「添付文書の読み方」です。

現在は添付文書記載要領の改訂もあり、旧添付文書と新添付文書の2種類があります。
今回は新添付文書の記載について学びました。

そもそも添付文書とは・・・
使用上の注意や用法・用量、服用した際の効能、副作用などを記載した書面で、患者の安全のため、医薬品や医療機器を正しく適切に使用する際の基本となる重要な公的文書です。

添付文書の内容の

日本標準商品分類番号とは?
名称のつけ方?
警告とは何か?
適宜増減とは何か?
見落としていけない点など

新記載要領の1-15項をきっちり学びました。

患者さんにもよりますし、お子さんからご高齢の方まで様々な患者さんがいらっしゃるので、服用するお薬は同一成分薬であっても散剤と錠剤の剤型があり、その違いを添付文書を見比べながら注意点を学びました。

現場では薬についてのご質問もいただくので、患者さんの安全のため添付文書を正しく理解し扱えるよう、また薬剤師として様々な経験を積んで、成長していってほしいと思っています。
新人薬剤師研修・添付文書の読み方