鶏手羽先の梅酒煮Vol.017（平成18年5・6月号）
（1人分）エネルギー：416kcal
たんぱく質：26.4g
食塩相当量：3.3g
材料（2人分）
| 鶏手羽先 | 6本 |
| たまねぎ | 1個 |
| じゃがいも | 1個 |
| にんじん | 1/2本 |
| 水 | 1カップ |
| 梅酒 | 1/2カップ |
| 酢 | 大さじ1 |
| しょうゆ | 大さじ2 |
| 油 | 大さじ1 |
| 塩・こしょう | 少々 |
レシピ
- 鶏手羽先は水洗いして水気を拭き塩・こしょうをふります。たまねぎはバラバラにならないように根本を少し残して縦に4つに切ります。じゃがいもは皮をむき、にんじんは横半分に切ってから、それぞれ縦に4つに切ります。
- 熱したフライパンに油をひき、鶏肉を強火で炒めます。表面がきつね色になったら取り出し、鶏肉を炒めたフライパンでたまねぎ・じゃがいも・にんじんを炒めます
- 鍋に＜2＞の鶏肉と水を加えて強火で煮、アクを除きます。沸騰したら梅酒・酢・しょうゆを加えます。
- 再沸騰したら火を弱めて野菜を加え、20分ほど煮込みます。
■梅酒の作り方
青梅 1kg
氷砂糖 800g～1kg
ホワイトリカー 1リットル
- 梅は半日ほど水に漬けたあと、傷つけないように水洗いし、笊にあけ表面の水分を乾かします。
- 果実酒用のガラス瓶に、氷砂糖と梅を交互に重ね入れます。
- 詰め終わったら静かにホワイトリカーを注ぎ、ビンの口をしっかりと閉め密封します。
- 梅酒は漬けてから3ヶ月から5ヶ月で飲み頃となります。
食材の豆知識 ～梅酒～
梅酒はもっとも馴染み深い果実酒です。梅の成分がアルコール中に溶け出し、原料の酒類よりもミネラルが増加します。
原料となる梅には、クエン酸が豊富に含まれています。クエン酸は糖の代謝を活発にし、疲労物質の乳酸を燃焼させてエネルギーにかえる働きがあり、疲労回復に役立ちます。また乳酸の生成を抑制する為、肩こりにも効果的です。
今回は酢酸・クエン酸が含まれるお酢、ビタミンB群が比較的多い鶏肉を一緒に使っています。乳酸を上手に分解させて疲れ・肩こりの回復に役立てましょう。